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マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ ⑩
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

10曲目『やっぱり今日も空はあって』

この曲もそうなのですが、今回のアルバム収録曲には
昨年起きた震災に関連づけて作られたと思われる曲がいくつかあります。

実際はそうではありません。
この曲を作ったのも震災前でした。

たむらさんは普段から思っている事、伝えたい事を歌っているだけです。

この曲には、こんな歌詞があります。

「あんまりにも辛い事ってこっそりともしたいけど
10年後先も忘れないでいなきゃならない事がある」

すごく大事なメッセージな気がします。
それはすごく身近な意味としても、すごく広い意味としても。

震災前でも震災後でも大事なことは
いつも同じだと田村さんの曲を聴いてて思いました。

たむらさんの音楽を聴く環境やタイミングは
人それぞれ違うと思いますが、たくさんの人に届いて、
良い意味で背中を押してくれるような曲になっていれば
たむらさんは一番喜ぶと思います。

さて

まったく話は変わりますが、
レコーディングの時にアレンジを聖飢魔鵺みたいにしたい!
とサポートメンバーに言ってたたむらさん。

どれだけ聖飢魔鵺を知ってるのか疑問です。

たむらぱん × デーモン閣下 のコラボもいつかみてみたいですね。

マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ ⑨
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

9曲目『ショータイム』

たむらさんの大好きなHALFBYさんとのコラボが実現しました。

とあるインタビューでもたむらさんが語ってましたが、
アタタカスタジオ(マネージメント所有の音楽スタジオ)
まだなかったインディーズの頃、スタッフが帰宅するのを待って
深夜に良くオフィス(普通の事務所)でレコーディングをしてました。

毎回機材を運び入れてセッティングするのも一苦労だったのですが、
その時に必ず流していたのがHALFBYさんの「HALFBEAT」って曲でした。
この曲を聴く事でテンションも上がるし、
楽しくセッティングする事ができました。

たむらさんからのラヴコールが実って実現した今回のコラボ、
まずは京都在住のHALFBYさんに会いに行く所からはじまりました。

たむらさんの作ったデモ音源は事前に送っておいたのですが、
たむらさんのイメージがスムーズに伝わってる感じがしました。

その後のやりとりはすべてメールでデータを送ったり送られたり。
すごい時代になったものです。
アレンジしてもらった物をたむらさんが聴いては
微調整させていただく、その繰り返しで詰めて行きました。

最終的に完成した音源を聴いてみると、HALFBYさんの色が
しっかりでてるのに、曲としてはちゃんとたむらぱんになってる。
これも素晴らしいコラボレーションになりましたね。

今後クラブイベントとかで共演できたら楽しそうですね。

写真は京都で初対面した時、HALFBYさんと。


記念撮影
120126_1423~01_0001.jpg
一昨日が大阪
昨日が仙台
今日は新潟

です。
マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ ⑧


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

8曲目『かるかる』

コミカルなようですごく大事なメッセージが込められた曲。

たむらさんは普段多くは語りませんが、
うちに秘めた思いやパワーは溢れていると思います。

誰に向けて歌った歌なのか、それはわかりません。
ただこの曲が響く人はたくさんいると思ってます

そんな深いメッセージが込められてる曲なのに、
けして重くならず、POPに表現できるところがたむらさんのすごいところ。
真面目にふざける事ってすごくクオリティの高い作業だと思います。

曲中に出てくる偉人

アインシュタイン、レオナルドダヴィンチ、ダーウィン、
ソクラティス、パスカル、ライト、ナイチンゲール、ガリレオ

もちろんたむらさんがセレクトしたわけですが、
それぞれの方々が何をした人なのか
ホントにわかってるのでしょうか?

デモの段階では、他に
ニュートン、龍馬、ファーブル、アルマーニとかも入ってました。

アルマーニ・・・・・
たしかにすごい人なんでしょうけど・・・・・

たむらさんの個性が詰め込まれた曲です。
はい。
京都
120124_1252~01.jpg
京都ラジオ生出演が終わりました。滞在時間1時間…

大阪にむかいます。
マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ⑦
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

7曲目『ノック』

アコースティックライブでは定番になっているこの曲、
思い出すのはレコーディングの雰囲気ですね。

最近はストリングスだけでなくブラス等の
アレンジメントも手がけるたむらさん、
デモを作ったあとにサポートメンバーのために
譜面を書くのが大事なお仕事になってます。

もともと譜面がかけなかったたむらさん、
当初は譜面を見た演奏者のみなさんに
厳しいお言葉を頂いて泣いてた事もありました

そんなことを繰り返すも努力の末、
今ではちゃんと演奏者のみなさんとも
やりとりできるようになりました。

さすがバイタリティレコードのアーティストですね、
ホントよく頑張って来たと思います。

この曲のエンディングはフェイドアウトになってますが、
当初は現状よりもう少し短く終わる予定でした。

現状に落ち着いた理由は、
エンディングで入っているトランペットの演奏がすごく良くて、
そこをちゃんと聴かせたかったからみたいです。

バイタリティ!!

マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ ⑥
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

6曲目『イェイ』

たぶんたむらさんも覚えてないと思うのですが、
この曲のデモは『ラフ』(3rd アルバム『ナクナイ』収録曲)
のデモと同時に送ってきてくれました。

どっちのデモも魅力的でかつクオリティが高かったのですが、
イェイの方のタイトルは『yhy』って書いてあって、
なんて読むのかたむらさんに確認したのを覚えてます。

久しぶりにそのデモを聴いてみると、
デモの段階とCDになった時の雰囲気がほとんど変わってなくて
ぼくがもらうデモの初期段階でたむらさんの頭の中では
完成形がみえてることがよくわかります。

今回のアルバムの曲順を考える上で、
この曲の入れどころには特に苦戦してました。
どこに入れても気持ちのよい始まり方になるからです。
ライブでもこの曲があることでいい演出が出来そうです。

マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ⑤
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

5曲目『白い息』

たむらぱんにはめずらしい本格的恋愛ソング、
斎藤ネコさんにストリングスアレンジをお願いしました。

実はこの曲のデモをもらったのは2008年。
リリースされるまでにここまで時間がかかった理由は歌詞でした。

たむらさんの曲づくりはメロディと歌詞が同時に出来る事が多く、
直感の元に歌詞は綴られて行きます。

その直感のままに出て来た歌詞で修正なくまとまった曲ほど
名曲が多い気がするのですが、
この『白い息』の歌詞は修正に修正を重ねて、
最終的には何が良いのかもわからなくなって
制作を一時中断したほど苦戦した曲でした。

過去最多、数えきれない程の歌詞を書いてたと思います。

散々やりとりして、議論しあって、喧嘩もたくさんして・・・・・
ようやく完成しました。

最終的にはほぼ最初に書いた歌詞を使うことになりました。

こんな事も長くやっていればあります。

先日札幌のラジオ局でふと窓の外をみると雪が降ってました。
その時に流れて来たこの曲に鳥肌が立ちました。
すごく良い曲だと思いました。

この曲のPVも島田大介監督にお願いしました。
強行スケジュールの中、素晴らしい作品が出来たと思います。
さすがですね。

撮影したのは10月下旬、
本物の白い息と雪を求めて小樽で撮影をしたのですが・・・・・

やっぱりちょっと早かったみたいで、
どちらも撮影する事ができませんでした。

映像にでてくる白い息や雪の真相は!

ひ・み・つです。

マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ④


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

4曲目『しんぱい』

たむらぱん7枚目のシングル。
湯浅篤さんにアレンジをサポートして頂きました。
たむらさんだけでは表現しきれなかったPOPなサウンドが作り込めたと思います。

そしてストリングスアレンジは弦一徹さんにお願いしました、
この曲のストリングスアレンジはホント素晴らしいと思います、
たむらさんも大絶賛。

プロモーションビデオは、
「バンブー」「ラフ」に続いて島田大介監督にお願いしました。

この作品ではたむらさんも「ぶっ飛ばすぞ」のPV以来の
ダンスパフォーマンスに挑戦してます、
今回のダンスはちょっと本格的でレコーディングの合間にもよく練習してましたね。

撮影場所は千葉にあるローズマリー公園、
西洋風の建物が並んだ雰囲気のよい場所でした。
撮影日はとにかくすごい強風で、風が止んだ一瞬を狙っての撮影が続きました。

写真は、ストリングスアレンジの弦一徹さんと。
たむらさんがリスペクトする先生のひとりです。

マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ③
 


マネージャー兼ディレクターが綴る最新アルバム『mitaina』ライナーノーツ

3曲目『フォーカス』

イギリスのパンクバンド『SNUFF』とのコラボレーションが実現しました。
たむらさんがはじめて海外レコーディングを経験したのもこの曲です。

ロンドンのレコーディングはキンクスの元プライベートスタジオで行われまして、
魅力的な機材に興奮しっぱなしのたむらさんでしたね。

たむらさんがSNUFFのメンバーに出会ったのは4〜5年前。
渋谷の某ライブハウスで来日公演をしていたSNUFFをたまたま観た
たむらさんが大絶賛、知人を介して楽屋で『ブタベスト』(たむらぱん1stアルバム)
を手渡した所からはじまりました。

たむらぱんのアルバムを聴いたダンカン(SNUFFのドラム兼ボーカル)が、
後日メールをくれた事で交流がますます深まり、
2010年には来日していたダンカンと即席バンドを組んで下北沢でライブもしました。

その時のメンバーは、
アコギ、ボーカル→ダンカン(SNUFF)
アコギ、ボーカル→ジョーイ(LAGWAGON)
アコーディオン→堀江 博久(the HIATUS)
ピアノ、コーラス→たむらぱん

豪華ですね。すごく楽しいひと時でした。

さて話をもどしまして、
この曲のデモを作る上でたむらさんはSNUFFの魅力を
うまく引き出す事を意識してました。
特にギターのサウンド作りや、ミックスのイメージなど丁寧に
デモに反映させてましたね。

そのデモをメンバーに送って練習しておいてもらって、
ロンドンに着いてからREC前に1日練習日を設けました。
言語が通じない中、
なんだかんだでお互いの伝えたい事が伝わるのが音楽のすごい所です、
最終的にはスナッフならではのサウンドで新しいたむらぱんワールドが作られました。

普段のたむらぱんではやらない事が多かったのに、なぜか完成した音源を聴いても
ちゃんとたむらぱんになってるのがたむらさんのすごい所ですね。

日本語のコーラスを一生懸命歌ってくれたダンカンには感謝感謝、
最後にはホームパーティにも招待して頂いて素晴らしい思い出が出来ました。

そして去年の夏、SNUFF来日ツアー最終公演が渋谷で行われました
(写真はその時のものです)。
シークレットゲストで参加したたむらぱんが
SNUFFの演奏でこの『フォーカス』を歌い上げました。

大学生の時に、夢中で聴いていたSNUFFとたむらぱんが
同じステージで共演しているなんて・・・・

たむらさんありがとう。